起業の前に副業。大企業を“利用する”女子が今熱い

挑戦したい。そんな時は、大企業女子ゆえ選べる「副業」という選択を

大企業の多くで、副業ができるようになった昨今。本業とは別に、自身の本当にやりたいことを副業として始める大企業女子が増えている。その背景には、起業によるリスクと大企業女子ゆえの副業のメリットがある。

 

大企業を辞めて起業することにはリスクがある

「働いてみて”本当にやりたい事”が分かりました。なので、会社を辞めて起業することにしました。」
最近そんな声をよく耳にするようになった。

 

これは、所謂「女性の起業」が社会的に注目されていることを証明する事例といえる。事実、企業における女性の社長比率は約20年前の1.4倍に増加したという。(帝国データバンク)
起業へのハードルが下がり、夢や目標へ挑戦しやすくなったのは社会の良い変化である。
あなたの身近にも大企業を辞めて起業した、キラキラしている女性がいるのではないだろうか?
しかし、計画的にリスクを考えた上で起業し、夢を実現する女性が増えてきた一方で、(あえて言葉を選ばずに言うが)「とりあえず起業」による失敗事例も増えているのではないか。
中でも多いのが、経済的なリスクを甘く見たが故に自身の生活の首を締めるというものだ。当たり前のことだが、大企業を退職すると、月に数十万は入ってきていた収入が0になる。辞めてしまってから、「安定」のありがたみを感じても遅い。

 

大企業女子ゆえの副業メリットは、「信頼」である

そこで、今回本当におすすめしたいのが、大企業にいながら
やりたいことにチャレンジする「副業」。
生活基盤を揺るがさずに「本当にやりたいかもしれない事」に挑戦できる方法である

 

しかも“大企業女子”の副業は、大企業女子であることがメリットにもなる。
なぜなら、大企業女子は、バックグラウンドのないフリーランスよりよっぽど信頼されるからだ。
「○○会社に勤めながら、最近xxを始めました」と、所属会社の名刺と個人の名刺を一緒に出す。相手からは、個人の名刺のみをもらうよりも数倍の信頼を得ることができ、次につながる場合も多い。
もちろん大企業女子というアドバンテージがあるのはスタートだけで、本当に成功するどうかかはあなた次第。現実には大企業に所属しているだけで新たな事業がトントン拍子で進むことはありえない。
とはいえ、「副業」で挑戦することで、生活基盤を維持しながら、「そもそも会社を辞めないとできないのか?」「辞めてまでもやりたい事なのか」「一人でもやっていけるのか?」をじっくり考えることができるのは、不必要に取らずともよいリスクを避けられるという点で価値があるのではないだろうか。
大企業に勤めながら副業でチャレンジする方が、心身ともに余裕を持つことができ、ハッピーかもしれない。
大企業を“利用して”自分のやりたいことに挑戦するキラキラ女子を目指してみてはどうだろうか?