個人の時代の今だからこそ、大企業女子という生き方があってもいいと思う。
フリーランス人気が加熱している。
時間にとらわれない自由な生き方、自分の好きなことを仕事にする生き方etc、なるほど確かに魅力的。
でも、私はそんな今でも大企業に勤める魅力だって捨てたもんじゃないと感じている。
世の中で「個人の時代」が叫ばれているからといって、個人として自分を尊重する働き方はフリーランスにならなければ実現できないわけはない。
フリーランスで活躍する人もいれば、大企業という仕組みの中でこそ自分らしく花開く人もいるはず。
「会社に縛られる生き方」か、「会社を利用する生き方」か。
そんな私も大企業社員。
自分の好きなことを仕事にしたいという気持ちは人一倍強いタイプだ。
それに、頑固で、やりたいことだけやりたいという社会人らしからぬ幼稚な性質もある。
でも、そんな私も、考えに考えた末、大学を卒業してから9年間大企業に勤め続けている。納得いくまで考えて選択したことなので、大いに満足している。
「会社に縛られない生き方」なんて言葉もあるけれど、果たして会社は私を縛ろうとしているのだろうか?
答えは、人それぞれ。
会社に縛られていると感じ、そこから解放されたいと考えるなら、その働き方を変えればいい。
でも、会社に縛られていると感じているだけで実は気のせいだった場合もある。
大事なのは自分がどうしたいか。
「会社を利用する生き方」だってアリだと思う。
キーワードは「十人十色」?
どんな生き方も素晴らしい。
どんな働き方も素晴らしい。
そんな世界で、大企業で仕事する素晴らしさを発信する場所があったっていいじゃないか!と思い立ち、「大企業らしからぬ女子」2人で立ち上げることにした。
何が「大企業らしからぬ」かといえば
- 自分が好き
- やりたいことが明確にある
- 野心がある
- 歯車として使われるのは大嫌い
・・・etc、大きな組織の名も無い一員として歯車になるようなことが大嫌いなタイプで、一見大企業とは相性が悪そうに思える、ということを意味している。
そんな世間の思う「大企業っぽさ」を打ち破り、リアルに大企業で邁進している女性って意外といるのだ。
「企業」と「個人」は対義語ではないと考えているけれど、あえて両者を比較するのなら、日々大企業で恩恵を受けていて、満足していても、それこそ「個人」としてその魅力を発信する人は、個人で活動している人に比べて確かに少ないかもしれない。
それなら、もっと追求する場を創ってみよう。
大企業に属さなくたって、才能が発見され活躍できる時代。
でも、大企業に属したって、才能が発見され活躍できる時代のはずだ。
個人が活躍する時代、でも大企業が衰退するとも限らない。
属すのが普通じゃないからこそ、属さない生き方の魅力が語られる今だからこそ、属した場合の楽しみ方も知っておいて損はない。
柔軟に。どんな舞台の上でも強く、賢く、楽しくキャリアを切り拓いていく一助になれればと思い、まずは私たちのもがいている「大企業」という舞台にスポットライトを当てて発信していく。
お楽しみに!
